ビバーチェの代表、前田さんが、入れ方を伝授してくれました。
まず入れるときのポイント。
1人10グラムが目安。2人以上入れるときには倍数プラスα。
紙に分量の粉を入れたら、まず最初に棒で、真ん中に穴を掘ります。
中途半端じゃだめです、ちゃんと底まで掘ってください。
そしたらそこに静かにお湯を注いでいきます。
すべての粉にお湯がいきわたるように真ん中から渦を描くように外側へ。
でも一番外側までは注ぎません。
よくペーパーぎりぎりまで注ぐ人がいますが、そうすると紙の外側にお湯が粉と混ざって入ってしまうことがあります。
大体真ん中くらいまで輪を描いたら1分待ちます。
量にするとちょうどポットの底から1センチくらいたまったくらい。
一番外側までお湯がかかっていなくても大丈夫。これで十分に蒸らせます。
たまった珈琲は必ず捨てます。
別に飲んでも害はないけれど
(飲ませてもらったが大変まずい、はっきり言っておかわり自由の味)
殺菌をかねています。紙くささも取るのにも良いのです。
それからお湯はぬるければぬるいほど美味しいです。
入れてぬるくなったのは、ドリップしてからレンジなどであたためればいいんです。
まずい粉を使うとそれをごまかすために熱湯を注ぎます。
だから、そういうのは、ぬるくなると後味が悪くて飲めたもんじゃなくなりますね。
それは酸化している粉だからです。
酸化と酸味は全然ちがうんですよ。
本来なら酸味というのはフルーティでとってもすっきりしていて美味しいんです。
最初に輪を描いて注いだ時に、珈琲のすべての香り、旨みが濃縮されてポットへ落ちます。
(一番最初の「アク」を捨てた後)
あとからご主人が入ってきて、一緒に習っていましたよ。
お湯をそそぐポットにも気をつかいましょう。
だてに注ぎ口がこうなっているのじゃないんですね、これは静かに少しずつ注げるための形です。
(確かにやかんではドボドボって入ってしまいますね)
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