厚さ5センチ幅30センチ×20センチの板チョコを毎年お歳暮に貰うのですが
いつも、食べきらないうちに次が来ていました。
思い切って使っても、せいぜい、たま~にブラウニーを焼くか、
ココアにして飲むか、程度でした。
ブラウニーはケーキの中では簡単だけれど、
もっと簡単な、洗い物が少なく済むものをと考えたら、
スコーンにたどり着きました。(気づくのが遅いっ笑)
チョコレートを包丁で刻むのは手間だったので
スライサーでサクサクと。
生地に混ぜ込んでフォークで混ぜ混ぜし、
フォークですくって天板の上にポトリと落として、焼くこと190度で20分。
温度と時間は、様子を見ながら変えて良いんじゃないかな。入れる材料によっても多少違うし。
父と母も朝のお茶うけに食べていました。
Rは、朝ごはん代わりに。
「もうひとつ、いい?」と。
後は、仕事場に持って行きました♪
みなさん、おいしいと言ってくれて満足満足。
先日は、くるみとチーズを入れたのですが、
知らないで食べると、口の中がいっぱいになってしまうほど
「甘食」のような感触でモソモソパサパサしています。
ほおばると大変なことになってしまいます(笑)
でも、一般的にスコーンというのは、
英国で紅茶と一緒に頂く、アフタヌーンティーの一環として
考えられたものらしいので、もとから紅茶がすすむように
水分が少ないので、時間経過とともに硬くなるのは自然なんですね。
確かにモソモソしていたら紅茶(液体)が進みますものね♪っていうか、何か液体を飲まずには飲み込めない(笑)
私はもっとサクサクしていても良いと思うけれど、
スコーン歴の長い人が食べたら「サクサクしておいしい!」と言ってくれました。
え”?これが「サクサク?」 いいのか、これで(笑)こういうものなんだな、やっぱり。と再確認。
やっぱり作り手としては、
「おいしい!が聞きたくて」
(栗原はるみさんのパクリじゃないけれど)
が、基本じゃないかしら。
こんなこと書くと、また
「単なる自己満足でしょう」的な事を言われそうだけれど
別にいいの。
私のやってることなんて
ほとんど「自己満足」なんだから。
お菓子でもご飯でも何でも、
「口の中で溶ける、
この何とも言えない○○とのハーモニーが」
なんていう解説は要らないから
「上手だね!」
なんて訳わかんないほめ言葉は要らないから
「うん!んまい!」ってひとこと言って、
おいしそうに食べてくれるのが、
これからも作る気になる基本です♪
私の場合は、旨い!の一言でこれからもいろいろ工夫しようと思っちゃうけれど
その一言がないと、「作るより買う方が安いしめんどくさくないし」と思うようになったり、
「お金を出したほうがおいしいと感じるのかしら」と思って、工夫をやめちゃうかもしれないし
「私、下手なのかな」って思って、それからは多分、
義務的に作るようになってしまうだろうな。っていうか、経験者だし(苦笑)
実際にまずいならともかく、おいしいのにもかかわらず、
素直に旨い!と言うのが下手な人って、たまに居るけれど、かわいそうだなと思います。
そう思う人、いませんか?いるよね~?(笑)
まあ人間いろいろですから。
まずは、美味い不味いを言う習慣のない人間がいるのです。
そういう風に育てられていない人間ですね。
こういう人は美味い不味いを言わないんですね。
不味いって言わない人は、自分で料理をするひと。
自分で調理すれば、どれだけ大変か分かっている、従って多少不味く感じても黙って食べる。
愛情表現の下手な奴も、「美味い」って言わない。沽券にかかわるって訳じゃあないんだろうが、なんか美味いって口に出来ない。
ただ、思うんですが、なまじ美味いって口に出さない方の人間の方がいいかも。
なまじ「美味い」を連発する奴よりも、黙って食べる奴の方が信用できる事がおおい。
なまじ「美味い」を連発する奴はかなり信用できない。
上手く表現できないのも不器用な愛情表現だと思って、残さず食べたら見つめてあげてほしいものですね。
投稿情報: 琥珀 | 2008年9 月16日 (火曜日) 11時26分
>琥珀さん。
まあ、そのとおりかも。私もあまり「連発」されるのは、逆にいやですね。確かにうそっぽい。
それを一言で、”能書きは要らないから、上手上手はいらないから
「うまい!」と言ってくれたらそれで嬉しい”って表現したかったんですけれどね。
そして自分で調理すればどのくらい大変かを知っている人はやたらにまずいとは言わない。。っていうのはバッチリあたっているでしょうね。
投稿情報: grybB | 2008年9 月16日 (火曜日) 18時54分