お客様から、彼氏さんへのクリスマスプレゼントを製作してと
頼まれました。
何が良いか相談を受けたのだけれど、今からカフスを作るのは
時間がありません、無難なところで携帯ストラップはどうかと提案しました。
「(その道の)スターになってほしいから」(笑)という理由もあるらしく
星の意匠を入れて欲しい、石は青、赤を入れて欲しいとの事で
「派手にしてほしい」といわれました。
純銀で作ることになり、それが左上の写真です。まだ焼成前です。
ストラップの本体とのジョイント部分には、「カニカン」を使い、着脱自由にしました。
本体にワカンをつけて、それからこげ茶色の本皮の紐に通し、それをジョイントします。
カニカン部分より上は購入品で、皮紐部分は作りました。
色がはっきりしませんね(笑)全体の感じをまずはお見せしたかったです。
色は、こんな感じです。
ポケットに入れても、ポケットが切れないように
角を丸くしたこのアシメトリーな形は、
私自身とても気に入っています。
お客様の依頼で、石は、青と赤を入れて、
青は「こんなような」と紺色っぽいノートを見せられました。
赤は、「真っ赤で」とのこと。
う~~ん、どれも不明瞭だ。。。。。
せめて、ルビーとかサファイアとか言ってくれたらいいのに。
ルビーは、光の透過でピンクに見えるから
ガーネットにしました。ガーネットのほうが真紅です。
青は、わからない(笑)ので、
ブルーサファイアとブルースピネルを2個ずつ入れました。
どれも大きさは2Φです。
間に入っている白い5粒はホワイトジルコンで1.5Φです。
これらの石は、銀粘土と一緒に焼成可能な「シンセティックストーン」というものです。
「ただのイミテーション(人造石)という解釈ではなく、"人工的に作った本物の石"」という位置付けです(笑)
よくわからない方は、ひまな時に「シンセティックストーン」で検索してみてください。
これで焼成し、鏡面仕上げをしていぶしをかけて。。。。で完成!
かと思いきや、
私は「作り直し」をすることになったのでした。。。。。。(以下続く)
コメント