朝の11:00前にアトリエ・ガルに到着し、
私が使う材料を取りに、
青●さんと作業場へ行った。
作業場は、ガルから歩いて10分位の所にある。
何回か曲がったり坂を下りたりしたので、
1人では迷子になりそうだ。
特別なランドマークも見あたらないし。
場所が分からないから長く歩いた感じがしたのかもしれない。
場所さえ分かれば早いのかも。
でも、青●さんも散歩みたいにゆっくり歩く。
赤城神社でお祭りらしく、
賑やかになりそうな気配だった。
作業場には、スリランカから来た職人の青年が
独りで作業をしていた。
挨拶してしばらくいて、
材料を持ち出して部屋を出た。
太った猫みたいなチワワ犬が
おとなしく重たそうにあるいていた。
最初、ホントに猫かと思った。
ガルに戻り、使い方の指導を受けて
作業机に向かった。
そのうちに、デザイナーの女性が出勤した。
ホームページで紹介している通りキレイな方だ。
「くわばたおはら」の小原さんから
お笑い要素を取っ払った感じ。
そうそう、青●さんは、
13代続いた陶芸家の家に
一人っ子として生まれた。
先祖は、
太閤秀吉から連れてこられた
陶芸家の中国人だったらしい。
また、デザイナーのみどりさんの実家は長野の小諸で
その昔、画家の東山魁夷氏が
小諸を訪ねた時に泊まるはずだった庄屋だったとのこと。
おばあ様は、帝国劇場の舞台女優だったそうだ。
いろんな方がいるんだなあ〜
しかもすぐそばに(笑)
四時半まで作業をした。
来週来るときまでに
地金を仕上げてくれるとのこと。
そうしたら来週は、石留めを習う。
クラスだったら、こんなに長い時間居られないし
スキルアップしたら、
ガルで教室を開く時に
講師にしてくれると言ってくれた。
材料が今までやっていたものとまるで違うのに、
多少スキルがあるからなのか
みどりさんに誉めてもらった。
お世辞だろうが
最初にしては上手と言う意味なのか
そんなのどうでも良い。
益々前向きになれたから。
今日土台を作ったものをキャストしてくれて
来週の土曜日にはできているから
それを見るのが楽しみだ。
それにしても「縁」というものはとっても不思議なものだ。
ちょっとしたことがきっかけになって
こんなに私の第二の人生とも言えるべき(多分)道が開けてしまった。
しかも、私が「銀粘土」をやっていなかったら
こんなところまでたどり着かなかったと思う。
ご縁に感謝したい。
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