欠けた花瓶のかけらを友人から頂き、それをさらに砕いて
ピンク色のジェムを沢山作りました。なかなか人気があり、どんどん手元からなくなります。
かけらが残っている分しか作れないので、本当にいよいよ益々オンリーワンになります。
その作ったいくつかのピンクのガラスジェムの中で
カナコちゃんが「リングにしたい」と選んでくれたものを使ってリングにしました。
リング台は、市販のフリーサイズのものです。
指の裏側に調節部分があると指に食い込んで痛いので
指の表側に調節部分があるタイプを使用しています。
カナコちゃんはかなり指が細くて真っ白な手なので
こんなピンクはものすごく似合うと思います。
気泡がまた瑞々しい印象を与えてくれていると思いませんか？
赤いチェコビーズのピン繋ぎロングネックレスをブログで見てくださったキッコさんが
ブルーバージョンで作って欲しいとオーダーをくださいました。
３連で一番長いところが９０センチくらいとのこと。
２連か３連で迷っている、２連というのはバランスが悪いのではとのご相談でした。
では！バランスが悪いかどうか、２連で作ってみましょう！ということで
２連に決定しました。
２連でもバランスはおかしくならないはずです。
ご予算もたっぷり提示していただきました。
思い切りゴージャスに、でも品良くまとめようと時間をかけて思案しました。
ピンは、アンティーク風な金古美。
ビーズはさまざまな大きさのチェコだけを使うことにして
ブルーが映えるように、小さなジェット（黒）の玉虫に光るタイプをところどころ入れよう。
外側の９０センチは思い切りゴージャスに、
内側は少し控えめにして作ろう。
そして、１連ずつでもつけられるように留め具を工夫しようと思いました。
以前、チャンルーラップブレスを
２連ネックレスにリフォームした時（記事にアップしてあります）
同じ作り方で作ったところ、シルバービーズだけで作った外側のネックレスは
グルグル腕に巻いてブレスレットでご愛用のことが多いようです。
１連でもつけられ、２連で重ねてもＯＫだし、取り外してブレスレットにもできる
３ＷＡＹは、「一石二鳥」「１粒で２度おいしい」という言葉が大好きな私にぴったりです。
応用しない手はありません。
留め具は、表と裏に樹脂で着色してあります。片方は紫、片方はブルーにしてあり
どちらもネックレスに合います。
去年のクリスマスの翌日に、オーダーをいただきました。
以前私の作品のアルバムを見てくださった晶子さんからです。
独創的でとても良い、応援しています！いつかオーダーしますと言ってくださり
すごく励まされてきましたが、有言実行してくださったのでした。
ハートのモチーフが大好きで、沢山集めていらっしゃるとの事。
ネックレスもハートで、そしてシンメトリーで機械的な形ではなく
「ポテトチップス」のようなイメージが良いとの事でした。
全体的に凹凸をつくり、凸の部分を凹の部分よりも細かい番手で研磨して
コンビ感を出しました。
縁は波打つように仕上げ、磨き棒でピカピカに磨きました。
お好みで、革紐の長さを２種類ほしいとの事で、
チョーカー用とペンダント用を用意しました。
適度な重量感もあり、気に入ってくださった様子でとても嬉しかったです。
私も作りながらどんどん愛着がわきました。
手作りオンリーワンというところを最重要視してくださり、とても励まされます。
晶子さん、私を選んでくださってありがとう！
お客様に作らせていただくので十分満足しているので
自分のアクセサリーはたいしたものは持っていないのですが、
今日はむしょうに自分のチョーカーをつくりたくなりました。
しかも、今年の夏、ラフなチュニックに合わせるような野性味あふれるようなものを。
以前気に入って買ってあった、さざれ石の「ルビーインゾイサイト」と
「マゼンタピンクタイガーアイ」の丸玉１０ｍｍのものを合わせて作って
ジャングルの中の目を引く花・・・みたいなイメージを意識してつくってみました。
自分では気に入っています。
久しぶりに浜省の楽曲をＢＧＭにして作ったので、はかどるはかどる・・・！（笑）
ベースは、０．４ｍｍのワックスコード。そこにビーズすべてを通して
そのコードの両側に０．８ｍｍのトープ色のワックスコードを編みこんで
チェーン代わりにしています。
全長３８ｃｍ。
伸ばしたところです。
去年、ラブラドライトの１連ラップブレスレットをオーダーしてくださった友人から
アンクレットのオーダーを頂きました。
リピートがあるのはとてもありがたい事です。
今回のご希望は、革コードで挟むビーズを編むのではなく
ワックスコードを編みながら、ビーズを織り込むタイプのアンクレットです。
天然石とビーズとどちらが良いか聞いたところ「ビーズ」がご希望でした。
４ミリのチェコビーズを３種類使い、ワックスコードは０．３ミリのタイプを
３色使ってマクラメ編みをしながらビーズを織り込んであります。
留め具は極小のカニカンと板ダルマです。
全体的な画像はこんな感じです。
夏にぴったりで、甘さを抑えた、飽きの来ないデザインに仕上がったと思います。
メインで使っているビーズは「２トーン グリーンジェット」という色です。
ワンポイントのように何箇所かに入っている緑色は「マットオリーブグリーンＡＢ」です。
つや消しでオリーブ色ですが、ＡＢ加工と言って、虹色に光る加工をしてある、
私が普段から好んで補色として使っているビーズです。
もう１色が「オパック ホワイトピカソ」という色で黄土色系です。
ワックスコードは、ナチュラル・オリーブグリーン・パイングリーンの３色を編みこんでいます。
以前、広島のカフェに委託で出したイニシャルチャームが好評でした。
今回も売れたイニシャルのチャームの補充をリクエストしていただきましたが
チャームではなく、スマートフォンピアスを作ってみました。
芯棒があるため、それを包む形を作る都合上、
かわいらしいチャームのようにはできませんでしたが、
つける場所が決まっているので、多少目立ったほうが良いと思うので
このくらい大きくても良いのではと思います。
作り方は、さんざん作ってきた皮紐仕様のラップブレスと同じですが
思いきり長く作り、１本はロングネックレスに、もう１本は、四重巻きのブレスに仕上げました。
ロングネックレスの方は、すりガラスのようなトーンのレモンイエロー系チェコビーズ（ラウンド玉）に
留め具は３０年近く前にシャツを処分するときにボタンだけ捨てずに取っておいたものを
使いました。長年使っていたせいで透明だったガラスが黄ばんでしまったような色合いの
透明の黄色いボタンです。コロンとしていてとても捨てる気になんてなれませんでした。
ずっと私の裁縫箱の中に眠っていたけれど、まさかこんな形で日の目を見るとは
お釈迦様でも知りますまい。
その後、四重巻きラップブレスを作りました。
ロングネックレスより１０センチくらい短いものです。
色はランダムにしないで、左右にきっちりとトーンをつけて分けました。
片側にはネックレスと同じラウンド玉のチェコビーズ、
もう片側には、天然石「ラブラドライト」のラウンド玉を使いました。
こちらも留め具にはシルバーを使わず、貝ボタンを利用してあります。
今まで沢山ラップブレスを作ってきたけれど、
このロングネックレスとラップブレスが今のところ一番好きです。
最初に作ったのが、水晶ビーズを通したものです。
仕事柄、水晶の数珠タイプのブレスを常時身に付けていますが、
誰もが身につけている数珠タイプではなく、
少しおしゃれで機能はそのまま（＝水晶のお守り）という
ブレスを作ろうかとの提案に「是非ほしい」との要望があり、作ったものです。
機能は数珠なので、皮コードは使わず、全体をモノコードで仕上げました。
だからクニャクニャしています（笑）
留め具は、「スギライト」という紫色の大玉ビーズ（パワーストーン）をつけました。
目の錯覚で、水晶の穴を通る黒いモノコードが直線的に映り
丸ビーズではなく、角ばったビーズを使ったように見えるところが
一般的な数珠タイプと違っているので気に入ったようです。
次に作ったのが、下のタイプの一重ブレスです。
私が最後に作った、グリーン系の一重ブレスを見て、
素敵だからこういうのが欲しいとの要望でした。
派手すぎず、でも地味なのは嫌。というあまりにもアバウトでファジーな表現。
それでいて「お任せ」という。そういうのに限って、
作ったあとに色々意見するんですよね（苦笑）
まあそれも、肉親だからできること。
他人様に作ってもらったりしたら、ましてや無料で作ってもらったら
自分のセンスじゃなくても
「あら～素敵！ありがとう！」なんていうのが世間一般の礼儀です（笑）
毎日色々作っている私のセンスを信頼しているのでしょうが、
念のため、私が「虎の子」として大事にしていて、
いざというときに登場させようと思っていた
チェコビーズの6mmファイヤーポリッシュの「ブラックダイヤモンド」色を
メインに作りました。
まずこれがメインだったら、
地味にも映るけれど、組み合わせによっては派手にもなる便利な色なので
大丈夫だろうなと踏んでいました。
これ一色だけだったら、素敵は素敵だけれど、
ある程度の年齢に達しているご婦人の場合
素敵というより、地味になりがちです。
そこで、繊維の「ツイード」をイメージした雰囲気で作ろうと思いました。
ツイードとは色々あるけれど、
今回のツイードは「ヘリンボーン（杉織）」ではなく、
土台になる色が決まっていて、
そこに不規則に、土台の色に全く関連の無い色をはめ込むという
色の組み合わせ方をしました。
それがこれです。
携帯で撮ったので、あまりキレイではないけれど、
つけるとこんな感じで、母はすごく気に入ってくれました。
見えているところだけカラフルな色が
一粒一粒間をおきながら入ってます。
その他の部分（両側）は単色の
ブラックダイヤモンド色です。
留め具は、私が純銀で作った
横長のボタンを使用しています。
先日の日曜日、友人が働いている鎌倉のアクセサリーショップへ委託をお願いしていた
作品が出来上がったので、横浜で待ち合わせて渡してきました。
本当はもっと沢山作りたかったのですが、
情けない言い訳をすると、まるまる１日自由に使える日が一日も無く
中抜け時間と夜勤からの帰宅後に細切れで作っている現状なので
良い作品を作るためには、「やっつけ仕事」ではダメなんですね、
納得がいくものをきちんと作りたいので、その結果、数に限りが出てきたという次第です。
今回は、プチネックレストップ２点、アンクレット４点、ピアス９点です。
友人みずから、プチネックレストップとアンクレットを気に入ってくれて
その場で個人的に買ってくれました。
そしてその友人がいかに誠実かというと、卸値ではなく、
ちゃんと売値で買ってくれたということです。
こういう友人は本当に今後も大切に丁寧ににお付き合いしていきたいです。
そしてそういう方を絶対に裏切りたくないです。
その友人のHPは、このブログのサイドバーにもリンクを貼ってあります。
もしよければご覧ください。
ピアスの「虫ピン」タイプは、
ごらんの通り、横から見ると、
マッチ棒の先みたいになっているものもあり
耳につけると、突起してとてもかわいらしいです。
先端が受け皿のような形になっている
ピアスポストタイプのものは、
色彩豊かに、透明感のあるデザインにしました。
虫ピンタイプのピアスは、
マッチ棒の先みたいなもの以外にも、ぴったりと耳に貼り付くようなタイプもあります。
いずれも透明度が高いです。
見かけは簡単そうに見えるけれど、
一粒一粒、かなりの時間がかかっています。
UV樹脂の硬化時間があるので、はかどらないんです、なかなか（苦笑）
一番上の写真にあるパーツに
SV９２５のチェーンをつけて
アンクレットに仕立てたところです。
見るより、実際につけたほうが数段素敵です。
さらしたくないので
かなりトリミングしたから、
感じがつかみにくい
かもしれませんが、まあこんな感じ。
プチネックレストップは、
ユニセックスでイニシャルを
入れたらどうかという
打ち合わせのもと
完成したものです。
ただのイニシャルをこれ見よがしに入れるのは
安っぽいから、
面白く何気なく入れようという話になっていましたが、
シルバーの土台の形を、おもしろくぐるりと削って立体感を出し、
そこにシノギを使ってイニシャルをフリーハンドで彫りました。
前回のミーティングのときに、「名前の頭文字」を列挙したのですが、
その中で「Ａ」と「Ｓ」を作りました。
理由は、シルバーの土台をランダムに削った際、その上に描けるアルファベットは何かを
目をこらしてじっと見ていたら、片方は「Ａ」でもう片方は「Ｓ」だったという単純な話です。
表面に透明UV樹脂を盛り付けて、「レンズ」のような効果を出しました。面白い仕上がりです。
大きさは、小指の爪よりやや小さいです。
かなり小さいので手間はかかっています。
それらをこんな風に種類ごとに。袋に入れて委託に出品しました。
来月からは、夜勤の仕事を減らしたので、集中できる時間が増えそうです。
