お風呂にはいろうとおもったら
天井の明かりが切れていた、いや、切れた、と思った。
え~なんで~ まっくらで見えないじゃん、なんて思いながら
どうしようと考えていた。
そうだ。
こういうときに使おう。
私が入院する前に「おみまいに」と言って、Y嬢がくれたローソク。
私がトモダチと良く行く「カフェ・スロー」も「キャンドルナイト」を主催しているが
そことも関係のある作家が作った蝋燭、とのY嬢の説明だ。
かなり大きく、いろんな色の大きな塊が
乳白色の棒のあちらこちらにはみ出して入っている。
さっそく長い蝋燭の紐に火をつけた。
そのうちに良い香りが。
そうか。この色とりどりの大きな塊が
それぞれの固有の香りを出しているんだな。
すごくゆったりしたバスタイムだった。
後日談だが
別にお風呂場の電気は切れたわけではなかったらしい。
その後に入った家族が、別になんでもなかったように
ふつーに入っていた。
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