嬉しいような悲しいような、今日から23日まで連休です。
23日はお墓参りに行くけれど、それまでは超ヒマ。
思い切って、思い出だと思っていたものを大体捨てました。
捨てるときには悲しい気もしたけれど、いったんゴミ袋に入れてしまうと、すっきりします。
運気も上がるというのは聞いていたし、何よりも、実際にそういう気がしますよね。
よどんでいたものを一掃する、っていう行為自体が。
さて。1ヶ月近く借りっぱなしだったDVDをやっと観る事ができました。
フランス映画の「ぼくの伯父さん」です。
フランス映画は難しいという先入観もあるし、日本人である私の感性にはちょっと合わない気もするので敬遠しますが
私の好きな雰囲気の映画も多々あります。
理屈ぬきで、とっても良い映画でした。
サイレントではないし、BGMも流れるし、主人公以外の人物はちゃんと音声を発しています。
でも主人公の「ユロ伯父さん」は、ジェスチャーだけで声は聞こえません。
この「ユロ」は、監督・脚本も手がけています。フランスのチャップリンみたいな感じがしました。
私の感覚で言うと、「かもめ食堂」とか「めがね」に通じるものがあります。
1958年の映画です。だから、走っている自動車は、どれもこれも「カルマンギア」みたいに角が丸っこくて
とてもアーティスティックです。