ひとつ作るのに
時間も光熱費もかかるけど
できた時の嬉しさを考えると
やめられません。
奥が深いし遣り甲斐を感じます。
今まで普通のことを普通にやってきた私は
そういえば「遣り甲斐」って感じた事が一度もなかった事を
再認識しています。
膨張率がはっきりしないガラスを
単体或いは数種類組み合わせて
温度調整に神経を使いながら
出来上がりを待つ。
完全に室温に戻るまで
炉からとりだせない、
早く次の作業をしたくて
ついつい「100℃以下になったから良いかな。」と思って
扉を開けて炉から出すと
最初は何の問題もなくきれいなガラスジェムでも
忘れた頃に割れてしまうこともあります。
耐火ボードの上に置いておいて
何日もたってからそれを発見した時には
温度は侮れない
出来上がったと思ったガラスジェムでも人知れず細胞が活動している
この2つを学習しました。
在宅期間が今までになく長いから
こんな悠長な製作ができるので
失業も角度を変えれば
ありがたい時間を与えてくれています。
仕事から帰宅して
家事をしたあとの寝るまでのほんの何時間かでは
疲れてしまって続かなかったでしょう。
さて、これらのガラスジェムは
ペーパーウエイトに
ストラップに
キーホルダーに
ネックレスに
チョーカーに
リングに
水と合わせたオブジェとして
ビーズ手芸に
ワイヤーで吊るして窓辺のオーナメントに
変わった所では
お財布に入れてお守りに
仕立てます。
ぼちぼち注文も入り
少しだけ夢の一歩に近づいた気持ちです。