シフトに入れずに今日も休み。ダブルワークをしなくては死活問題なんだけれど
矛盾しているけれど、創作の時間を取ることができて嬉しいには嬉しいのです。
今は、「交際5年目」の記念にということで、若いカップルの女性の方からのオーダーで
おそろいのブレスレットを作っている最中です。
銀のチャームに穴を開けてビーズにして、
そこに4本の皮紐を編んだものを通して、留め金で留める、というタイプです。
男性のほうは、着けたら、365日24時間付けっぱなしということで、皮で良いのかしら?と思ったけれど
いわゆる「ヘヴィー」な彼氏さんらしく、それでかまわないとの事でした。
留め金部分は、ワイヤで私が作ったものにするか、それとも市販のものにするか迷ったのですが
彼氏さんの方を私のワイヤで作ったものにしたら、消耗(磨耗)によってあまり耐久しないのではないかと思い
市販のものをお勧めしました。
個人的には「ニューホック」というものが良いと思うけれど彼女は「カニカンまたは手持ちのS字フックにする」とのことなので
彼氏さん用は、留め金なしで作ります。
彼女のほうは、ご希望でワイヤのマンテルが良いとのことでした。
マンテルとは、片方が輪になっていて、もう片方が大抵は棒状になっていて、
棒を輪の中に差し込んで留めるタイプの留め金です。
その棒に該当する部分を、「水晶のさざれ石」にして、オリジナルマンテルを作りました。
両側が三つの輪でクローバーをイメージしています。真ん中の輪を皮紐のエンドパーツに丸カンでつなごうと思います。
もちろん、ワイヤのカット部分は、ちゃんとダイヤモンドポイントで鋭角部分を丸くして肌にやさしく作りました。
アーティスティックワイヤを使ったのですが、このマンテルを作るために、
1ミリ太さのものを仕入れました。
手持ちのもので一番太くても、1ミリ弱なので、より丈夫なほうが良いと思いました。
ちなみに、ピアス金具に使われているのは、この1ミリ太さか、1ミリ弱太さのものです。
ご存知の方でしたら、結構太くて固くて、耐久性がありそうだとお分かりだと思います。
太くて固いから、今までのワイヤワークのように、易々と曲げたり巻いたりは難しかったです。
マンテルはできましたが、果たして実際に紐に取り付けたときにちゃんと機能するのかどうか。
ためしに私がアクセサリーパーツとして常備している2ミリ太さの皮紐チョーカーで仮留めして試してみました。
チョーカー用ですので、ブレスにするには長いから、二重巻きにしてみたけれど
「瓢箪から駒」で、これは使える!と思いました。
細い皮紐を何重か巻いたタイプのブレスにも、なんだかぴったりです。
留め具なのにデザインになっているから、他のチャームが必要ないかもしれないです。
自画自賛でしょうかね(苦笑)
気に入ってくれることを祈っています。
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