隣のおばあさんは、「シッポ」と呼んでいるらしい。
引っ越してきてやっと1年経ったか経たないかくらいなので、
おばあさんともあまり面識がない。
最初は、完璧なノラかと思っていたが、
いつもきまって窓辺の枠のところに飛び乗って
よく透る細い鳴き声で「なーお。なーおん。」と呼んでいる。
ついつい窓を開いて、どこで鳴いているのか確認してまう。
おばあさんの一番下の妹さん(おばさん?)に通勤時のバス停で会って、
猫の名前を聞いたら
「なんだかしらないけれど、シッポちゃん、って呼んでるみたい」って、
他人事だった。
完璧二世帯住宅。 私よりちょっと若いオネエサンが一人娘で
おばさんと一緒に暮らしてる。
おばあさんは、ひとりで一階にて生活している。
女性3人だけのかわいらしいおうちに、この猫は唯一オスであるらしい。
私が朝、新聞を取りにドアをあけると、もうそこに居る。
「おはよ♪」と言うと、「な~お。」と必ず大きく口を開けて答える。
最初は信じられなかった。しかし、
何か思うところがあって、考えている時以外は、
絶対的に必ず返答する。「な~お。。。」と。
「言ってること、わかるの?」って言うと、また「な~~~お。」って答える。
すごく面白いし賢い猫だ。
サバトラってやっぱり
柄の出方が似ているみたい。
はっきり言って悪いが、
まゐの方が顔だちはかわいい。
しかし柄の出方が
とっても似ている。
とろのすけちゃんとも似ている。
ドアを開けていきなりそこに居ると、ほんとにぶっ飛ぶほど驚く。
最初は、おおうっっ!っていう私の声(小さい声だが)に反応して、すぐにどこかへ行ってしまったが、
毎朝見る顔だから覚えているのか、反応するのも朝っぱらからめんどくさいのか、
ぜんっぜん、そこから動こうとしない。動くと寒いからなのか。
おばあさん。半ノラかもしれないけれども、入れてやってくださいな(涙)
この日は、すんごく携帯を近づけて写メを撮っても、
塀の上からこのようにカメラ目線で、全然へっちゃら。
自分では「上から目線」のつもりなのかも。
これは私が在宅していた日の朝。
「今日は寒いね~」って言っても、
ウンともスンとも答えなかった。 無視かよ。
そのくせ、「行ってくるね」と言って、門扉を開けて、道路へ出たら、
ちゃんと目で追っている時もある。 ドアを開けていきなり居た時と同じ時間に撮った。
全然答えず無視しているくせに、ちゃんと目で追って、頭を振り向かせている仕草が
なんとなくおかしくもあり、かわいい気がしたので、写メした。
振り向いて、私を見るならば、いつもみたいに
「な~お。」って答えてくれればいいのに。何を哲学しちゃってるんだ?一体。。
となりのまゐもどき、もとい 「シッポ」と「とろのすけちゃん」とまゐ。
みんなサバトラだ。みんなほんとに似ている。
この、バイクのシートの上で寝ているまゐは、
私の一番のお気に入り。
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