先日(っていってもかなり前)館山の道の駅で購入しまくった野菜達の中で
まだ使っていないものがありました。
ピーマン・ナス・パプリカなどめちゃくちゃ安くてしかも無農薬。
それらは先に食べちゃった(中を開けたら虫が居たのもあったけれど、無農薬だからね。)けれど
「唐辛子(甘)」だけは「ゆず胡椒を作ろう!」と思って買ったので、まだ手をつけていませんでした。
すぐにやりたかったけれど、時間がかかるので結構勇気が要るのです。
そうこう言っている間に、どんどん日が経って、鮮度が落ちるので
13日が朝からずっと在宅だったから、好きなように時間を使えるので、
思い切って作りました。
「ゆず」がなかったので、
ご近所の庭に生っていたのをおすそ分けしてもらった「すだち」で作りました。
でも、道の駅で買ったとき
袋には「唐辛子」の後に
カッコで「甘」とあったので
どの程度甘いのか見当が付かなかったのです。
でも、「調理するときに楽かも」(=目とか手に多少優しいかも)と
思ったし、ほんと~に安かった(確かこれで98円くらい)ので
失敗したとしても授業料だと思えた金額でした。
すだちも、一般家庭の普通の庭に生っていたものって、
先入観があるせいか、どうも「おいしそうに感じない」のですが
これまた「練習だと思って」使わせてもらいました。
おいしそうに感じないのは、「農家ではなく、一般家庭の庭だから」
というのが100%の理由です。土だって肥えてないだろうし。。というのが勝手な私の推測です。
作り方自体はいたって簡単。
ただ、「唐辛子」がかなり強烈なので、ゴーグルと厚手のゴム手袋が必要、という事は知っていました。
ゴーグルは無い、しかも、前日マタムネに噛まれた左掌の傷がかなり深く、腫れているので
そんな時に作るのは自分ながら阿呆だと思ったけれど、
思い立ったらすぐやっちまうのが私です。
この写真ではたいしたことがなさそうだけれど、現在かなり腫れていて
定規で深さを計ったら、1ミリ強ありました。
でも、厚手のゴム手袋をすれば何とかなると思って。。。
話がソレて来ました。
作り方に戻ります。
唐辛子の種を取り、ペースト状にしたところに、塩とすだちの皮を入れて
できあがりです。
書くのは簡単ですね(笑)
唐辛子は、適当に小さく刻んだあと、フードプロセッサに入れます。
ペースト状にするんだけれど
砕いた直後は、
空気が入っているせいか
ホイップ状になります。
その後、唐辛子の10%の分量の塩を入れて
かき混ぜ、煮沸消毒したビンに入れます。
塩はもちろん「うまい塩」を使いました。
お次は、すだち。
上の青い皮だけを使用。
白い部分が入ると、傷みやすく
なるそうです。
だからひたすら、包丁で青い部分だけをうす~く削いで行きます。
それをまた細かく砕くけれど、そこでもフードプロセッサを使います。
その後、より細かく擂ります。
それには、私が20年以上使っている
「乳鉢」と「乳棒」を使いました。
ハーブクラフトにずっと使っていた年季物です。
すり鉢&擂粉木とは違い
そんなすぐには細かくなりません。
でもこの日は
たっぷり時間があるんです。
あわてて手際よく効率よく、なんて
考えなくて良いんです。
私の好きなように時間を使ってできるんです♪
何の邪魔も入らないから、ゆっくりといろんなことを考えながら擂りました。
最後に、先に唐辛子ペーストを入れておいたビンに
砕いたすだちの皮を入れて
香り付けにすだちの果汁もちょいと入れました。
香りは青臭い感じだけれど、さわやかで
いかにも保存料などが入っていない
ほんとに素朴な味わいで、
上出来です。
もっと言えば、旬のものを使いたかったです。
唐辛子も柑橘も。
でも、とっても満足しています。
[いいですね] 上手そうですね。爽やかな辛さが香ってくるようで。
投稿情報: yasuyuki | 2008年10 月15日 (水曜日) 11時49分
お久しぶりです!
そうですね、この「青臭い」というのを「無農薬の自然」と解釈すれば、イイ感じです。
きっと肥沃な土でできた材料なら、もっと良いのでしょうね。
ああ、すだちのことだけれど(汗)
どうも、一般家庭で採れた作物で、私が安心できるのって
お隣さんの「柿」と昔、うちの庭にあった「種ありブドウ」と「びわ」位です(苦笑)
もらっておいて失礼だけれど(汗)
何かの先入観を払拭しなければ!いずれ自分でも作るつもりだから(笑)
投稿情報: grybB | 2008年10 月15日 (水曜日) 12時38分