仕事を辞めてから、ひょんなことで書店でアルバイトをさせてもらっていますが、それももうすぐ辞める予定です。
いろいろと事情があり、しばらくは自宅に居ます。
書店では、私が働けるように日にちとか曜日の割り振りを気を使ってしてくださり、本当にありがたい話だし
文庫本の補充(書庫入れ)は、私みたいなタイプにはとっても合っている仕事ですが
25日で一旦辞めさせてもらいます。
それとは別の仕事として、静岡の友人から、シルバーでペンダント製作の依頼が来ていました。
これでよし!というところで残念な結果(割れたり、金具が取れたり・・)になり、そういうところを直して
ようやくチェーンを取り付ける段階まで来ましたので、お披露目いたします。
バラのモチーフで、と注文がありました。
そしてラッキーカラーの濃いピンクの石を入れてくれるようにと。
そこで私はルビーシンセティックストーンを表に3粒、裏のバチカン部分にも1粒つけました。
バチカンは最初市販の金具を取り付けたのですが、磨いている最中に
ポロリと取れました。
その金具は、SV925だったのですが
純銀と相性が悪かったのかも。
今までそんなことは無かったと思うのですが。。。
出来上がる寸前だったのですごくショックだったのですが、失敗をバネにする私なので(笑)
今度は贅沢にも(笑)バチカン部分も純銀粘土で手作りしました。だから、その部分に石をはめ込む事が出来たのです。
自画自賛ですが、
このバチカンはとっても上手にできたと思います。
だからこれこそ「失敗は成功の元」
だと思いました。
このくらい大きなバチカンなので、
気分によって、チェーンの種類を変えることができます。
革紐にしても良いでしょう。
これよりもずっと前に、ほかの作品もいくつか作りましたのでアップします。
これらは、ガラスフュージングをして
ワイヤで巻いたトップです。
左の「つらら」のほうは小さくて軽いからストラップでも良いです。
右の「深緑」は、厚みもあり、
500円だまよりも大きいので
ストラップだと重いです。
革紐ペンダントだと良いと思います。
この二つはガラスのストラップです。
裏側は、数字の「7」と「8」をワイヤで表しています。
左は、黄緑、右は深緑のガラスを一度フュージングし、
その後、シンセティックストーンをはめ込んでもう一度定着するように焼成してから、
トップにドリルで穴を開け、ワイヤを巻いてあります。
これは、初めて「カッパー(銅)」の粘土が出来たので、まだ市販される前に
インストラクター達だけが使う事ができたので、早速使いました。
カッパーとシルバーのコンビで、花の「ビオラ」をモチーフにして作り母にプレゼントしました。
花びらをカッパーで、花芯部分にはルビーシンセティックストーンをはめ込んで
シルバーを少し使っています。
カッパー粘土の感想として、私はもう使いたくないです(笑)なぜなら、酸化が早すぎる!
あまった粘土は、真空パックに保管して、それでも2週間以内で使わなければならないし、
そんな短期間で、デザインを考えるのがめんどくさいからです。
まだあまっていたので、自分の分を2種作りました。一つはコスモスですが、気に入っていません(笑)のでアップしません。
もうひとつは睡蓮をモチーフにし、葉はカッパー、花はシルバーで作り、葉の上に花が載っているようなネックトップです。
ところが、どうしてもカッパーとシルバーがうまく接着できず、
何度も失敗しました。このビオラだけはうまく行きました。
私の睡蓮はズルして(笑)アロンアルファで葉と花を接着しちゃおうと思います。
私の作品にしてはかなりゴージャスに大きいものを作ったので、ちょっとチャイニーズファッションをした時に
(いつするんじゃ!?)チョーカーとして使おうと計画しています。
できあがって、気に入ったらアップします。
花びらは辺縁が丸まっている感じを出した方がより薔薇っぽいでしょう。またペンダントならば葉を2枚ほどつけたほうがバランスがいいと思いますよ。925と999が相性が悪いことはないと思います。溶着のフラックスの問題か、ロウの問題でしょう。表をもう少し研いた後で、サンドブラストで表面を荒らすと面白い質感になるでしょう。
研磨には、シャフトの芯にサンドペパーを巻いたものを使うと細かい仕上げが出来るでしょう。ワイヤーブラシのシャフトもいいでしょう。
投稿情報: 琥珀 | 2009年11 月23日 (月曜日) 07時58分
花びらは、自分の中では、十分外側に丸まった感じを出したと思うのですが。
一度目に作った時、もっと花びらを薄くして、一枚一枚の両側が、正面から見て鋭角になるくらいにくるりと丸めたりして作りましたが、薄すぎたため製作途中で欠けてしまいました。そうこうしているうちに、厚みもこれが限度というところを学習しました。
ワックスで作ったら、恐らくそういう事ももっと楽にできたでしょうが、キャストを外注に出す手間とか、金具とのロー付けなどの手間を考えると、やっぱり手元に沢山材料がある純銀粘土を使って作ろうと思ったわけです。相手の方も純銀製品を求めていました。
あ、完成とか書いちゃったけれど、まだ磨いていません(笑)
薔薇のピアスや、プチネックレスを作ったときには葉っぱを2枚つけましたが、今回は、花だけという要望だったのでそのようにしました。
投稿情報: grybB | 2009年11 月23日 (月曜日) 08時57分