先月の終わりにオーダーが入っていた
薔薇のペンダントができあがり、書留で送る前に(一応高価なので)
写真に撮りました。
純銀粘土は焼成直後はこのように純白なのです。
最初、この純白が大好きで、銀肌を出したくありませんでした。
実は、今でも、自分が満足して作った作品は、
純白のままがすきなんです。
でも、使っているうちにこすれて段々傷になり、
知らず知らずのうちに銀肌が出てくる。。。
梨地のリングと同じです。
10年ほど前、18金にダイヤが1粒ついたリングを
自分用に買いました。
初めて自分で
とても高い買い物をしたのですが(クレジットで買いました)
梨地でした。
今でも梨地の部分は残っているけれど、ほとんど磨かれてピカピカの金色になりました。
そういうふうになってしまうとは思うのですが、それはそれで、だんだんにそうなる楽しみも味わえる、というふうに
捉えてもらえたら良いと思ったのですが
お客様からの依頼は、「ピカピカではなく磨いて」というものでした。
全部ステンレスみたいな、ブラックニッケルみたいな、ほんとに硬く冷たい感じで磨きたくなかったので
こういうふうになりました。
全体的に梨地のように磨いてから、はなびらのふち部分のみピカピカにしました。
正面には3つ(2ミリ×2 3ミリ×1)のルビーのシンセティックストーンを
裏のバチカン部分には(相変わらずバチカンも手作りです)2ミリのルビーを1粒はめ込んであります。
もちろん、「htt71」のブランドネームも裏に手彫りしました。
そのお客様からは、ガラスジェムがジャラジャラついたストラップのオーダーも入りました。
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