おきにいりだったチャンルーのラップブレス(恐らく高価だったと思われる)の
皮紐部分が汚れてきたので(白い皮紐なので目立つかも?)
それを壊してビーズにしたものを使って、別のアクセサリーをとのご依頼でした。
リフォームは、今年の後半になってから実はさかんに始めまして
私の中でも、新鮮だし、緊張の中にも楽しく作業ができるものです。
(最初のリフォームは、多分去年、高校時代からの親友に頼まれたものだったと思います)
ずっとビーズを眺めていたら、小さな1色のシルバーの粒を最大限に活かせるような
デザインがいいなと思いました。
思いついたまま、忘れないうちにすぐに取り掛かったのが、まずこちらです。
早朝から取り掛かったので、一息つこうと、まず朝風呂に入りました。
湯船のなかで、残ったビーズはどうしようか考えようと思ったのです。
ところが、温まって脳みそもイイ具合に冴えてきたのかなんだか知らないけど、
さきほど作ったものについて「改善の余地がある!」と閃いちゃったのです。
一応お客様にはこの写真をお見せしたところ、とても気に入ってくださったご様子でしたが、
「新しいデザインも気になるのでお任せします」と言ってくださいました。
より繊細なレース編みみたいに見せたい・・・そうだ!ああしよう!
と思うや否や、温まっただけですぐに飛び出て、髪も乾かさずに取り掛かりました。
昔みたいにノートにデッサンでも残しておけばそんな慌てずに済むでしょうが
描くよりも、頭にあるものを早く具象化したかったんですね。
そして、こうなりました。
中心には、ビーズボールを作ったものを通しています。粒が小さいのでかわいいボールです。
全体には、レース編みの「ピコット編み」のような雰囲気を出したくて工夫しました。
次は、残ったビーズを、別のビーズと組み合わせて、まったくイメージの違うものを
作ろうと思いました。
1本ずつでも付けられ、重ねづけもできるように、2本目は少し短いです。
透明なビーズの穴の中が銀色になっているものと、シャム(真っ赤)の
チェコビーズを組み合わせました。
重ねづけすると、こんな感じです。
今回のリフォームは、我ながら頑張ったな~と思いました。
作っていて楽しかったです。
ちなみに、ビーズは一粒も残していません。
チャンルーと刻印されている、留め具のシルバーボタンをどこかで使いたかったのですが、
私にしては珍しく、どこにも活かさなかったのが少し残念です。
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