1年前から頼まれていたのですが、今年に入ってから具体的にご依頼をいただきました。
深い真っ赤なビーズをつかって胸あたりまでのネックレスにしてほしい
とのご依頼でした。
赤、というのはとても説明するのが難しく、
黒っぽい赤からオレンジ色っぽい赤までさまざまです。
彼女は「青みがかった赤は嫌」とのこと。
ピンクに近づいている赤が嫌なのね、と思い、すぐにチェコビーズの「シャム」という色を
思い浮かべました。赤の中で私がもっとも好きな色「シャム」。
私は朱色っぽい赤はなんとなく工事現場を思い出してあまりおしゃれ感を感じません。
組み合わせにもよるでしょうが、どうしても先入観があります。
深い、沈んだ赤がすきです。深紅?真紅?そんなイメージです。
「シャム」はそういうイメージがあるのでこれで作ってみました。
たぶん彼女も気に入ってくれるはず。
ところで、同じ「シャム」でも、粒の大きさがかわったり、カットがはいっていたりすると
色が微妙に違います。これは6mmで作りましたが、4mmだともっと黒っぽいです。
またカットが入っているFP(ファイアポリッシュ)だと、気のせいか少し薄いというか
朱色に近いような気がします。
だからカットが入っているビーズは使うのをやめて、スムースラウンドにしました。
赤を引き立たせるために、クリアーとシルバーのビーズも使いました。
赤が6mmなので、控えめに、クリアーは4mm、シルバーは3mmを使いました。
それれぞれの’バイプレイヤー’は、ランダムに入れてあるため、
全体のデザインは飽きがこないのではと思います。
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