”ちゃんとした”説明が出来ないことは全部「ミステリー」にしちゃいます、私。
先日うちのライヤがいなくなった、そして見つかった、という記事を書きました。
あの時には、見つかった場所が部屋の真ん中だったので
どこに潜んでいたのかはまったくわかりませんでしたので、様子を詳しく書かなかったのですが
今振り返って思うと、やっぱり私の中では「ミステリー」なことなので
書いておきたいと思います。
いなくなり、そして見つかったという日のずっと後、
またまたいなくなり、今度は私のベッドの下を覗いてみました。
靴の箱も入らないような、床から12センチくらいしか隙間が無いのですが
そこにぺったんこになって寝そべっていました。(先日の記事にも写真をアップしました-暗いけれど-)
そこでハッと思ったのです。
私が私の部屋で、いろんなところ、もちろんベッドの下も「ざっと」見たのですが
首に大きめの鈴を付けているのに物音も一切しなかったので
ベッドの下は、「くまなく」は探しませんでした。
しかし、なぜか、探している最中に、
この青い猫ちゃんの置物だけが
床に落ちたのです。
ずっと前にこの猫ちゃんの置物については、
記事にしました。
旅行したときに買ったものです。
ほかにも同じ種類でもっと小さい猫ちゃんも、
一段下に座っています。
両面テープで貼り付けて座らせていますが、
今までの地震の時にも
一度も落ちたことがありません。
かなり強力に貼り付いているので、全然ぐらつきもありません。いや、正確には「ありませんでした」
ところが、この大きな青い猫ちゃんだけは落ちたのです。
その時
「あ~あ。何で落ちたのかなあ。。。」って言いながら、
またもとの場所に貼り付けましたが、またすぐに落ちるのです。
あれ?両面テープの粘着力が落ちたのかな。。と思って、接着部を触ってみたのですが
接着力はバリバリにありました。
テープを貼り替える必要が全くありませんでした。
「なんで?バリバリじゃん」と言いながら、また貼り付けようとしたのですが
一点集中させようと思って、強く押すのですが、
手を離すと同時に、ぐらぐらして、
貼り付けるためのモノが何も付いていないかのように
すぐに落ちてしまいます。
「なんで?」「こんなにバッチリくっ付くのに」
「なんでよ~?何がいけないの~?」を繰り返しつぶやきながら
何度も何度もトライしました。
意味も無く、座らせているところも埃などがついていないように何度も拭きました。
(埃はついていないから、無意味なのはわかっていたけれど)
そして、落ちても落ちても、強く押して、くっ付けようとしました。
でも落ちるのです。
最初、貼り付けたときには、そんなに強く押さなくても、両面テープが強力なのですぐにくっ付いたし、
全然その後もぐらつきはありませんでした。
多分右の耳の塗装が剥げたのは、落ちた時の衝撃だと思います。
それも落ち方がかなり派手なのです。
ポトリと近くに落ちるのではなく、椅子の上にいったん落ちてから、ジャンプして床へ落ちるのです。
拾い上げるときに私が気づけばライヤは見つかった(仮にベッドの下にいたならば)かもしれません。
床に落ちたときに拾う瞬間、ピンと来て、そのままの姿勢で、斜め下方を覗いてみたら
見つけられたかもしれません。
私はこの部屋で何度も「ライヤ、ライヤ、どこ?でてきて~!」と懇願しました。
別にこの部屋にいるのを確信していたわけではありません。
確信していたなら「そのうちでてくる」と悠長に構えていたでしょう。
どこを探しても見つからなかったのです。本当に心配しました。
もし仮にベッドの下に居たならば、
一番自分をかわいがってくれている「お母さん」が
懇願している声だって聞こえたでしょう。
出て行くのも面倒、またはせっかくみつけた場所を離れるのがイヤだったので
自分からのそのそ出て行きたくなかったのかもしれません。
私の方が見つけたならば私が安心して
「なんだ、そこにいたのか」で済むので、自分はまだそこから動く必要はないのです。
だから、何かしらのパワーを使って、
この青い猫ちゃんを落としたのかな。。って思ったのです。
何度も落ちるのは、「私が気づくまで」落とすことにしたからではないでしょうか。
ところが私は途中であきらめて、「もう。いいや!」って落ちたものをしばらく机の上に
置きっぱなしにして、「それどころではない」という気持ちでライヤを探していたのです。
その証拠に(証拠。。とはちょっと違うけれど)、
ある日、もう一度トライしてみようと思い、
手にとって、じっとこの猫ちゃんをみながら
「あれ??もしかして。。。」と、突然閃いてこのことを思った直後から
不思議なことに、ものすごく強力に貼り付いて
いまだに一度も落ちてきません。
もちろん、両面テープは、最初につけた時のまま、取り替えていません。
これはミステリーとは言えませんでしょうか?
私にとっては、今でもとっても不思議なミステリーです。
ほかにも、20年以上前に、二人の妹、両親、いとこなどもその場に居合わせて、今でも不思議だと思う
ミステリーがあるのですが、
それに匹敵するくらいのミステリーです。