人工石を使ったピアス

今月の24日は、すぐ下の妹の誕生日です。

末妹の誕生日も10月で、しかももう終わってしまった19日でした。

（実は私も10月で29日です）

二人の妹に同時にメールし、

「リングのサイズいくつ？」と聞いたら

最初に答えてきたのがすぐ下の妹だったので、

まあ、くじ引きみたいなものですが、先に彼女へのプレゼントを作りました。

末妹は、それから３時間後くらいに

「最近指輪してないからわかんな～い」と。

ふっ。じゃあ、あなたにはリングはやめとく、と言ったら

え～！こんどちゃんと計っておくから作ってちょ。と（笑）

ともかく、今回は、リングを作る時間がないので、ピアスにしました。

手元に持ち合わせのピアスに適した石がなかったので

ポリマークレイで人工石を作りました。

最初は、ゴムみたいなもんじゃないかとバカにしていたんだけれど、とんでもない、

とても固くて耐水性もある、まさに「人工の石」です（笑）

しかも焼成した後、耐水ペーパー（紙ヤスリの耐水版）でも、シルバークロスでも磨けて

本物の石のような艶になります。

本物に見えるためにはそれなりのコツがあります。

最初は「現地の人が作った、木のビーズに色をぬったみたい」な感じになってしまったので

それじゃあビーズということで、と思い、穴を貫通させました（笑）

どうしたら天然の石のように見えるのか、誰も教えてくれません。

市販のテキストは持っているけれど、ムービーじゃないから、大事なところは写真なので

自分で想像しながら何度もやるしかないと思いました。

しかも、シルバーのクラスの先生は「ポリマークレイの専門の講師はここにはいない」と言いました。

沢山買ってしまった私は愕然としたけれど、つぎの瞬間、

「それじゃあ、私は講師の先生たちよりも先にマスターしちゃおうっと♪」なんて能天気なことを決心しました（笑）

これからキャストで型を作って銀を流した作品もアップしていくと思うし

人工石を使った作品もアップしていくつもりです。

 

もっとちゃんとキレイに撮りたかったのだけれど、

どうしてもブレてしまって、一番まともなのがこれでした。

モチーフは「地球」です。

 

20081022人工石で作ったピアス

さて、寝るとするか。夢中で作っていたら、もう二時だ。かるくシャワー使ってから寝ようっと。

ライヤはすっかりと私のベッドの中で丸くなってる。今日は温かいぞ～（笑）

 

Comments

[投稿情報: 琥珀]

多分研磨の技術でしょう。
シリコンバフで磨いて布のバフを掛ければ光沢がかなり違います。後は練って整形するときに空気の層を入れないことが肝心でしょう

[投稿情報: grybB]

そのとおりですね。びっくりします。

[投稿情報: ドコモダケ]

[いいですね]

何々??ポリマークレイって

ポリ・マークレイって人じゃないことはわかるけど・・・

すごいね～～

実はワタシも　シルバークレイの方は作ってみたことがあるけれど

本当にサイズがわかんない・・・

下の子が赤ちゃんの時に、お友達に預けて行ってみた事ある。。。

その時の先生は、いろんなストーンを持っていて

「好きなものをトッピングしてね!」って感じで・・・

そうそう。ここまで言うと、私が経験したシルバークレイは

技術が不要な工程だとお分かりでしょうが（笑）

私も何か見つけたい・・・

 

 

[投稿情報: grybB]

今、純銀での細工は学校でやっていたものを応用して自作しているけれど、

ショップのオーナーに師事しているのは、キャストで作る「シルバー９２５」のものなんです。

創作の際の手順もぜんぜん違います。オーナーは、銀粘土のほうが難しいと言っています。私は３年くらい銀粘土だけやっていたから、「～のほうが難しい」というのが分らない（笑）　たしかにサイズ合せが銀粘土はものすごく大変です。平打ちリングと甲丸リングと華奢なタイプのリングでは、焼成後のサイズの縮み度合いがぜんぜん違うので、実際サイズより何号分大きく作るかということを考えなくてはなりません。

そこがキャストで作るより難しい所以だと思います。

それを考えると、銀粘土は、専門の機器をそれほど必要としないから、シロウトさんでも簡単に作れるというような、「手作り感覚」に思われがちだろうし、SV９２５はキャストで作るという手間がある分、プロの手法と思われがちだろうけれども、
どちらもシロウトも居ればプロも居るって事がどちらも経験してみてよく分ります。

今までセミプロだったけれど（笑）今はプロを目指して修行中ですよ～

ポリマークレイは、樹脂粘土です。焼いた後、石のように硬くなります。

だから、粘土の混ぜ方によっては、天然石に見える色合いになります。

そこが魅力だと思っています。

シルバーだけも好きだけれど、進んでいくと、「色もの」がほしくなる、と先生から言われたけれど、本当だなと思ったよ。