ここに書いた以上、なんとしても「頑張る」ということは言いたくないんです。
「頑張る」という言葉は、ともすると、私の感覚では「義務」「使役」に聞こえてしまいます。
「頑張らずに楽しんで」などと悠長なことを、ほんとは言えない身分だけれど
楽しみながら、長く持続していきたい仕事としてやはり私は手作業というか「創作」をしたいんです。
今、アートクレイシルバーの教室では応用科の「審査課題コース」に進んでいます。
3ヶ月のブランクがあるので、一緒に基礎科からやっていたクラスメイトは、審査課題を終えて
資格を取り、先に「研究科」へ進んでいます。
もちろん、基礎科では一緒だったけれども、「基礎だけで楽しんでいればいいわ」と思ったクラスメイトも大勢いたので
応用科では顔を見ず、さよならした人も大勢います。
私の理想は、シルバー作品を沢山作って、展示即売などをし、同時にミシン手芸品も展示即売したいんです。
それで食っていこうなどという大それたことは思っていません。もちろんそれに越した事は無いけれど。
それで生計を立てようという積極的な意思ではなく、「できればサラリーマンを辞めたいからそっちで」という消極的な意思です。
アルバイト程度の外勤で、残った時間は、創作活動に必要な公園の散策とか
色彩感覚を鈍らせないようにウインドウショッピングとか、
優しい気持を持続させたいために、ライヤ&マタムネと好きなだけ接したり、
高いモチベーションを保つために、「天然生活」誌や旅関係の写真誌をゆっくりと読んだり
家の中を片付けたり、今までなかなかできずに手抜きだった分、手作りの食事を家族に提供したり
そういう生活をしたいんですね。
今の私は「バリバリ仕事をこなす」という「意味がわからない」のです(苦笑)
人それぞれだから、それ自体は別にどうでもいいんだけれど
「自分にとっては」まったく無意味なんだと最近分かり始めました。
今地球は、っていうか私たちをとりまく環境は、ものすごいスピードで進んでいるのを体感していますが
自分自身はゆったりと「なまけもの」精神で人生を送りたいです。
今シルバーでは、審査課題の作品3作品中、1作品が完成し、あとの2作品は並行して進めています。
できあがった作品は、「甲丸リング」で「ヤスリで模様を彫り」、「石を入れ」、「いぶしをかける」という
条件をすべて満たしています。条件を満たさないと、どんなに優れたデザインでも予選落ちです。
私たちが合格するということは、指導している先生の腕次第ということもあるので
先生達も必死で指導してくれています。